(9)アフリカゾウの密猟年2万頭超 ワシントン条約事務局

記事リンク
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014042801001220.html

記事要約
 4月28日にワシントン条約の担当者が、2012年に象牙目当ての密猟で殺されたアフリカゾウの数を発表した。その数は少なくとも2万2千頭に達し、13年になっても同じ水準で推移している。
 担当者は「この傾向に歯止めをかけなければ、多くの地域でアフリカゾウが絶滅してしまう」と警告しており、象牙消費地である中国や日本などアジア各国に、密輸摘発態勢の強化などを呼び掛けた。

疑問
・なぜ密猟者の数が後を絶たないのか。
・密猟者を規制する法律などはあるのか。

考え・主張
 自分たちが幼い時からゾウの密猟は話題になっていたが、今でもその数が減少していないことには驚いた。アフリカゾウ象牙1本の平均は13.5キロほどで1キロあたりの値段は2357ドル(2012年)だそうだ。これはアフリカ人の平均年収の約20倍であり密猟者からするとたいへんおいしい話である。規制できない理由については国外からの密猟者が後を絶たず、その国の法律が適応されないからである。今後は世界的に協力しあい、多くの密猟者を規制しゾウ達を守っていくことが大切だと思った。